結局会社を辞める選択をできる人が少ないから、日本の労働環境は変わらない。
常日頃こう思います。
嫌なことを嫌と言えないことが、社会にとって大きな害になるのだと。
例え嫌なものでもそれを誰も嫌だと言わなければ、それは嫌なものにはならないのです。
ちょっとわかりづらい話ですが。
そして会社もそうです。
例えブラック企業でも、そこで勤める人がいる限りブラック企業は存続しますし、その環境が改善されることも少ないのです。
今回はそんな話について深掘りしていきます。
サービスと同じで雇用ももっと競争させないといけない
例えばいつも買っているお肉の半額の値段で同じくらい美味しいお肉があれば、皆さんはそっちを書いますよね?
またいつもと買っているお肉と同じ値段でa5ランクのお肉があったら、もちろんそっちを買いますよね。(油が嫌いとかそーゆー話はなしで)
そんな当たり前の考えですが、多くの日本人はいつものを買ってしまう。
というか新しいお肉を見もしていないという方が近いでしょうか。
つまり今の会社が不満でも、他を探したり転職を検討しない。
転職活動をしてもいないのに今より良い職場はないだろうという固定観念を持っていたりもします。
その結果より良い条件の企業が報われづらいし、退職者が出なければ今の会社の待遇を変える必要もなく。
そのまま時は流れ、日本の労働環境は変化しないのです。
雇用を競争させるには?
まず多くの人が今より待遇の良い会社に転職に転職できるのであれば、どんどん転職する。
また現状は難しい方も転職活動をすれば自分に何が有れば今より待遇が良くなるのか知ることができます。
なのでそれを知り、自身の市場価値を高める。
そのような社会になれば待遇の悪い企業からは人がいなくなり、待遇の良い会社に人が集まります。
そしてブラック企業は存続ができなくなり、待遇の悪い企業も人を採用するために待遇改良に努めるようになります。
これ結構当たり前ですよね?
サービスだって競合と切磋琢磨して質が良くなっていくわけで。
企業にもっと切磋琢磨させる環境を労働者が与えれば、自然と世の中は変わるのです。
労働組合でなんとかみたいな考えではなく、個人的にはこの考え方が広まって欲しいです。
相見積もりをもっととれ!
なので多くの方にお伝えしたいのは、求人の相見積もりをもっと取ることです。
相見積もりとは簡単に言えば比較検討することです。
・就職先を一つに絞らず複数見て検討する。
・内定先が複数ある場合は企業に待遇交渉する
・そもそも待遇改善を意識して、常に転職先を光らせておく
結構当たり前なのですが、この辺りを行わない人は多いです。
また転職者の中には時間がないという方も多いですが、転職会議エージェントのようなエージェントを利用すれば、仮に転職しないとしてもたくさんの情報が集まるのに…
はっきり言って転職活動をしなければあなたは会社に依存した情弱になります。
なので転職活動をして、しっかり相見積もりを取り、より良い条件提示を受けることは当たり前の手段です。
もちろん相見積もりをするための自身のアピールポイントは必要ですが。
そのアピールポイントを作ることも転職活動の一環です。
会社だけではなく不満を表面に出すことは重要
また会社に留まらず、不満を表面化することはとても重要なことです。
なぜならそれによりストレスを減らすことができるからです。
例えばあなたが家族や友達に不満を抱えていても、それを伝えなければ相手は改善することはありません。
なのであなたはずっとその不満を抱えなければなりません。
これってめっちゃストレス溜まりますよね?
また逆もそうです。
例えば彼女にふられた。
けど音信不通になり理由が不明。
この場合ずっともやもやが残って、かなりストレスフルですよね?
このように実は相手の不満を出させる環境を作ることも結構重要なのです。
なので自分の不満は相手にきちんと伝える。
またそれだけではなく相手の不満をきちんと理解する。
それが会社と労働者。
また人間同士の関係でも重要だと感じる今日この頃です。
今回は以上となります。
それではまた明日!