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大企業勤人不幸論

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「大企業勤人不幸論」とはなんなのか?

それは「大企業に勤めている人は後々不幸になる可能性が高いのではないか」という私の持論になります。

 

興味のある方はぜひ見てみてください。

 

 

 

 

 

大企業の事業は弱まる

 

 

まずはこちら。

大企業の事業が弱まるということです。

 

そして結果利益の落ちた大企業は賃金低下やほぼほぼリストラに近い行動を取ります。

 

昔は大企業が強かったことは事実です。

資金もリソースも中小企業に比べ圧倒的に保持していることで、太刀打ちできない事業を行っていました。

 

しかし時代は変わりました。

技術の進歩や様々な手法が増え、中小企業でも大きなことを行える手段が増えました。

 

加えて世の中の変化が加速して、そもそも今の大手企業の事業そのものの価値が低下してることもその要因です。

 

例えばメガバンク。

 

以前は安定企業の代名詞でしたが、今はリストラが多発しています。

そしてブロックチェーン等の技術が本格的に活用されれば、銀行必要ない。

というかそもそも3つも必要なくね?

等々の話すら出ています。

 

また日本の大企業の風通しの悪さも今後は大きく事業に影響してからでしょう。

風通しの悪さから技術の革新についていかなければ、事業がどんどん衰退していきます。

また優秀な社員であればあるほどそのような環境を嫌いどんどん辞めていってしまいます。

 

つまりまとめると

・中小企業でも戦える可能性が高まった

・世の中の変化の速度が大きくなり、風通しの悪さからその流れについていけない

 

この2つが大企業を衰退させていくでしょう。

 

 

大企業は潰れない

 

ここでちょっと話は変わります。

これは大企業にとって良い話のように聞こえますが、大企業は潰れません。

 

「え、じゃあやっぱ大企業就職勝ち組じゃん!!」

と思ったあなた。

それは間違いです。

 

なぜなら会社が潰れないということと勤める人が不幸になるかどうかはイコールではないからです。

 

例えば東芝。

倒産しかけたように見えた東芝ですが、実は現在も倒産はしていません。

 

しかし子会社は売却したり、社員をリストラしたり、会社を守るため上層部はあらゆる施策を打ちます。

そして結果倒産は回避しています。

 

ここで皆さんに問います。

東芝に勤めていたら幸せでしたか?

 

つまり大企業が潰れなかったとしても、勤める人は給料が減ったりリストラの助長をされ、結果不幸になってしまうということが言えるのです。

 

大企業は多くのリソースがあるので潰れにくいと思います。

しかし会社は最終的に会社を守るのです。

 

 

大企業は人が余る

 

大企業は人が余ります。

なぜなら技術が進歩して、以前に比べ人手が少なくても事業が成り立つようになったからです。

 

例えば銀行。

以前は様々な場所に店舗の窓口を設け、大きな人員を配置していました。

 

しかしインターネットでの対応や店舗内のITの活用により、大幅な人員削減を現在狙っています。

結果リストラの話が絶えないですよね。

 

そしてこれは規模が大きい会社であればあるほど、人が余る可能性が高いのです。

いわゆる窓際社員みたいな存在がそれを象徴していますよね。

 

 

 

大企業の勤め人は転職がきつい

 

前述までで、実は大企業がリストラをする可能性が高いことをお伝えしました。

でもよく考えてください。

 

中小企業やベンチャー企業だったその可能性は高いですよね?

 

むしろ倒産という意味で考えると可能性はこちらの方が高いです。

 

そこで不幸せのポイントとなるのがこちら。

大企業をリストラされたとして、その方たちの転職がとても難しいということです。

 

これは事実です。

ではなぜ転職がしづらいのか。

 

理由はいくつかあります。

・その企業の独自の仕事スタイルが身についてしまっている

・自発的な仕事スタイルをとっていない

・職歴や学歴が高く、扱いづらいと思われる

・実績を作りづらい

・単純に能力が低い

 

等の様々な理由から、大企業出身者は採用で嫌われることが多いです。

特に総合商社勤務の方の転職難しいみたいな話が、それを象徴しています。

 

個人的には転職しやすいかってキャリアにおいてめちゃめちゃ重要なのに意識されること少ない気がしています。

その会社に依存しすぎることは大きなリスクであると、認識していただいた方が良いです。

 

そして転職が出来なければ。

また元が大企業なだけに、良い企業に就職できなければ…

 

もうわかりますよね。

 

 

 

大企業の人員活用大作戦

 

最後にこのような疑問を持つ方がいるかもしれせん。

「でも日本ってリストラが法律的にしにくいんじゃ?」

というものです。

 

確かにそうです。

日本ではリストラはいくつかの厳しい要件を満たさないと行ってはいけないとされています。

 

 

しかし以前に比べ解雇規制は少しずつ緩くなっていますし、それを助長する様々な手法が今出ているのです。

 

たとえば以前こんな話がありました。

早期退職を勧告した社員に毎日のように面談をして、それを促すというものです。

 

これ自分がされたら結構きついですよね。

周りの目もあり精神的にきつくなり、多分すぐ辞めたくなります。

 

だって「あなたはこの会社にいらないんだ」と面と向かって言われてるようなもんですからね。

 

またこんな手法もあります。

自社の余剰社員を介護事業に回すというものです。

 

今回は介護事業でしたが、人手が足りていないので事業に送り込むことで人材の無駄をなくす。

一見良いものに見えますが、今まで行っていた仕事と全く違う仕事。

また自分がやりたくない仕事に回されたらあなたならどう思いますか?

 

これは大手の保険会社が実施していて、頭良い作戦だなって思ってしまいました。

何にも言えないですよね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局私が言いたいことは

・大企業に勤めても、安定はしていない

・リストラは行いやすくなっている

・大企業に勤めている人は転職しづらい

 

この負の流れが、大企業勤人を不幸にするのではないか。

ということです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。