賛否両論とか必要なく、これは間違い。張本氏の大船渡高校の佐々木選手への発言について。
こんにちは。
今回は今炎上している張本氏のサンデーモーニングでの発言についてお話しできればと思います。
今回の発言について巷では賛否両論あると言われておりますが、この発言に関しては賛否ではなく間違っています。
なんでも賛否両論すれば良い訳ではないです。
なので今回は発言に関して論破していこうと思います!
今回の一連の発言について
今回は2019年7月25日に行われた夏の高校野球の岩手県大会決勝戦でエース投手である大船渡高校の佐々木佐々木朗希投手が敗戦する中で一度もマウンドに上がらない選択をしたニュースに基づいている。
理由としては準決勝で194球を投げたことに加え、160km超える投球を体が耐えきれないと医師が判断したことによるところが大きい。
彼は優秀な選手で160kmを超えるストレートを高校生ながらにして投げる逸材。
今後のスポーツ人生も考え懸命な判断だ。
しかしそのニュースを見た張本氏はまず
「最近のスポーツ界でこれが一番残念だったと思います。32歳の監督で、若いから一番苦労したと思いますがね、絶対、投げさすべきなんですよ。前の日にね、129投げてますからね。大体、予選で4回しか投げてないんですよ。合計で4450球くらいしか投げてないのよ。昨年、吉田輝星が800球くらい投げているんですよ、1人で」
以前甲子園を騒がせた現プロ野球選手せある吉田選手の投球数が当たり前だとのコメント。
加えて、
「ケガが怖かったら、スポーツは辞めたほうがいい。将来を考えたら投げさせた方がいいんですよ。苦しい時の投球をね、体で覚えて大成した投手はいくらでもいる。楽させちゃダメですよ、スポーツ選手は」
「彼はアメリカの独立リーグにいたんですよ。アメリカ流に考えているんですよ。アメリカは(投手の肩肘は)消耗品だと思っているから。日本は投げて投げて力を付ける。考え方が全然違うんですよ」と決めつけるように一方的なコメント。
とのコメント。
と怪我を恐れず体を酷使した方が大成するとのコメント。
以上が現在SNSで炎上しているというわけです。
まず「吉田輝星くらい投げたら良い」の根拠なし
吉田選手は確かに大会の短期間で800球以上投げてプロに行きました。
しかし800球以上投げたからプロ野球選手になれたわけではありません。
というかそもそも高校野球ですごい投球数を記録しなくても大成している選手はたくさんいます。
また松坂投手は高校時代約700球投げ、その影響かの確証はないですが結果故障していたりします。
そもそも肘や肩は酷使すればするほど壊れる可能性は上がり、今回はドクターストップが関わっているわけです。
加えて日米野球が中4日か6日かみたいな話がある中で2、3日の短期で投げているのです。
ここで投げ続けていたら怪我のリスクを高め、マイナスにしかならないことは明らかです。
「日本流で投げて力をつける。肩は消耗品はアメリカ流」について
「 肘や肩は消耗品」という話は医学的根拠はちょっと不明確でした。
本来明確にあるのかもしれませんが、この際その話はなしとしましょう。
しかし今回はドクターストップがかかっているのです。
160kmの投球に耐え来きれないと医師が診断しているのに、そんな中でのこの判断に文句を言えるのでしょうか。
医師の診断に反論できるということはさぞかし優秀な医者なんでしょうね。
佐々木選手は悔しんでると思うのに普通にひどいと思う
おそらく佐々木選手は悔しさを感じていると思います。
普通に考えて甲子園に向けて毎日頑張ってきたのに、試合に出られないで負けたら悔しいですよね。
なのにあの発言はそれに追い打ちをかけている。
チームメイトがかわいそうとか言ってましたが、その一言が将来有望な選手を壊してしまう可能性があるのではないでしょうか。
大きなメディアで発言する者として、その辺の配慮はできた方が良いかと思います。
今回は以上となります。
ちょっと偏見のある個人的な意見かもですが。
単純にひどいなと思ったので記載しました。
それではまた明日!