【世はAIの時代】営業職はいらない?そんな時代は果たしてくるのか。
今後の社会では多くの仕事は機械やAIが代わりに行うようになり、様々な職種がなくなると言われています。
代表的なものでいえば、「コンビニやスーパーのレジ打ち」、「事務職」などが挙げられます。
そしてすでに一部の店舗では自動レジが導入されていたり、事務職の仕事をAIに置き換える取り組みは進んでいて、このような仕事がなくなるという変化は現実味を帯びてきました。
そんな中営業職も世の中でなくなる可能性のある仕事に挙げられています。
今回はそちらについて深掘りをしていきます。
結論営業はどうなるのか?
最初に結論から。
営業のスタイルによってなくなる営業となくならない営業が別れると私は考えています。
つまり一部の営業職はなくなるが、なくならない営業職もあるということです。
ではなくなる営業職となくならない営業職はそれぞれどのようなものなのか。
さらに深掘りをしていきましょう。
同じ商材を言われるがまま売る営業職は撲滅する
なくなる営業職はどんな仕事か。
それは何も考えず同じ商材を売っているようないわゆる「ルート営業」と言われるような営業職です。
ポイントは2つあります。
- 自身の考えがない(顧客の要望通りの商品提供)
- 既存顧客のみ
この2つが重なると正直営業職の必要がなくなってしまいます。
まず私は営業職の役割の1つは「顧客の間違った考えを指摘し、自社のサービスの効果を最大化させること」だと考えています。
なぜならこの作業がないと自社のサービスを間違った利用をされ、サービスの質が悪いと勘違いされてしまうからです。
ただ顧客の要望を形にするだけなら、AIが全て対応できます。
また既存顧客ということであれば、顧客を探す行為もなくなるため人間が動く必要がなくなります。
なのでこのタイプの営業職は無くなる可能性が高いでしょう。
物を売る方法を考える人は必要
営業職の中でも「いかにものを売るか」ということを考える職種は無くなる可能性が低いでしょう。
いわゆるマーケティングに近しい職種です。
例えば顧客の要望を元にサービス改善を提案したり新規提案をしたり。
そのような本当の意味での商品の営業を考える仕事は他社と差別化をしなくてはいけず、なかなかAIが参入しづらい領域になるでしょう。
まあいまだと商品企画よりの仕事になってしまうでしょうが本来は営業とはこのような分野になります。
なので個人的には営業からマーケティング等へのキャリアをお勧めしています。
商談は割と続く気がする
これは個人的な見解ですが、営業職の醍醐味の商談は今後も続くんじゃないかなと思っています。
理由としてはたしかにネット上でやり取りをしてAIで比較検討をすれば商談を理論上必要のないものです。
しかしやはり買い手も人間である以上会って話すことで受注率が高まることやサービス価格の値下げ等があることを考えると、商談という営業の最後の押し手は続くのではないかと考えています。
まあしかし主流はマーケティングをして、サービスを売るから売れるサービスを作るに時代は変化しています。
その辺りを理解して、長くキャリアを築ける営業職を目指すことをお勧めします。
今回は以上となります。
それではまた明日!