就職する前に離職理由を考えておくべき理由!
こんにちは!
今回は就職する前に離職理由を考えておくべき理由についてお話しできればと思います。
このタイトルを見て多くの方は「どゆこと!?」と思うかもしれないです。
「これから就職するのになんで退職前提なんだよ!」と考えますよね。
しかし事前に離職について考えておくことが実は自分の人生を豊かにするのです!
損切りとは?
皆さんは損切りという言葉を聞いたことはありますでしょうか?
損切りとは投資において使われる言葉で、投資家が損失を抱えた状態で保有している株式や為替を売却し損失を確定させることを言います。
例えばあなたがとある会社の株を1株10万円で保有していたとします。
しかしその会社の事業が低迷し、1株9万円に下落したそのタイミングで株を売却し1万円の損失を生み出す行為を損切りといいます。
損切りの必要性とは
前述の話を聞いて「損切りってただの失敗じゃん」と思う方も多いと思いますが、実はこれは投資においてとても重要な要素になるのです。
なぜなら損切りをしっかりすることで損失を最小限に抑えることができるからです。
基本的に投資は100%はありません。
どんなに上昇する要素がったとしても下落するときは下落します。
加えて人間は心理的に損を確定できず、先延ばしにしてしまう生き物です。
投資で何回か勝ち越したとしても、1回の損で全て持ってかれてしまう人が多いのはこの心理が影響しています。
「息を吸うように損切りをする」って有名な投資家の方も言ってましたね。
就職後は損切りできない人は多い
この損切りという言葉ですが、これは就職に際しても言えます。
なぜなら就職後に損切り(退職)ができないと、あなたの若い時間というバリューががどんどん削られてしまうからです。
そしてこれができない人はとても多いです。
社会人の方だとよくお分かりだと思いますが、会社の文句を言ったり毎日のように辞めたいと言いながら、ずっと在籍している方っていませんか?
彼ら彼女らが損切りができていない人間なのです。
というかあなた自身も会社に不満があるが、辞める決断ができない人ではないですか?
なので入社前にルールをある程度決めておこう
損切りできないのには理由があります。
人間は損が軽減もしくはプラスになることに期待をしてしまうからです。
つまりその会社がよくなると期待してしまうのです。
しかし期待していても意味がないです。
はっきり言って会社が変わることなんてそんなに多くないです。
なので投資でもそうなのですが、損失を最小限に抑える損切りをするためには自分ルールをあらかじめ決めておき、それに乗っ取ることがすごく大事です。
例えば30代のうちに年収1000万稼ぐみたいなルールを決めておけば、自社で1000万いけないと判断すればすぐに退職を決断できます。
新規サービスを作りたいみたいな軸であれば、任せてもらえないと判断したらやめる。
このルールがあれば退職判断が早いですし、他社に行った方が結果を出すのが早いことが判明すればすぐに転職を決断できます。
なので時間を無駄にしないで済むわけです。
今より良い職場があるかどうか…とか言うけど
この話をすると「転職先があるかどうか…」とか「今より良い職場に勤められるのかわからない」とか言い出す人がいますが、「じゃあ転職活動しちゃえばいいじゃん!」という話で解決します。
転職活動ををしてはいけない決まりなんてないですし、転職活動をしてみれば今より良い会社に入社できるかどうか判断ができます。
また仮に入社できないとしても入社するためには何をすれば良いかがわかります。
つまり自分の市場価値がわかるのです。
会社に入ると世界が狭まりがちな人が多いので、たまにはこのような形で市場価値を客観的に見ておけると人生豊かになれますよ!
今回は以上となります。
それではまた明日!