「最近採用厳しいな…よし未経験者取ろう!」が間違いな理由について。
こんにちは!
今回は最近よく見かける未経験採用の多くが間違いである理由についてお話しできればと思います。
未経験採用を行うまでの流れ
なぜ企業は未経験採用を行うことにするのか。
それは当たり前ですが採用がうまくいっていないからです。
今は売り手市場で採用は非常に加熱しています。
特に専門職、例えばエンジニアなどは求人倍率が2桁近くになったりと、経験者を採用するのが厳しいです。
なので人手が足りない企業は、「意欲のある未経験者を育てて戦力化する」という方法を考え、結果未経験者採用に行き着くのです。
至極当たり前のようにも感じます。
では未経験者採用の何が問題なのか?
早速結論ですが、なぜそれが問題なのか。
それは育てた後、一人前になった後に転職して逃げられてしまうからです。
おっと反論が聞こえてきました。
「すぐ逃げられることはないでしょ」
「いや育ててもらったんだから恩を感じるだろ」
等々の反論です。
確かにそういう方もいるかも知れません。
特に日本の場合は多いかも知れません。
しかし冷静に論理的に考えてみてください。
そもそも経験者が採用できないということは経験者は貴社を選んでいない。
つまり経験者から見ると他社の方が待遇か環境か諸々も部分を含めメリットを感じていることになります。
ということは未経験者も経験者になれば、たとえ自社の社員であろうとも他社に魅力を感じる可能性が高いはずです。
つまり経験者の採用争いで負けを認め退いている時点で、一定以上のレベルの人材は採用に加え、定着も厳しいのです。
言葉を選ばずに言えば、このような企業が未経験者を採用して育成して定着させるのであれば、情弱や忠誠心の塊を採用する必要が出てくるのです。
では本来はどうあるべき?
答えは簡単です。
自社のポテンシャル上げて求職者がに選ばれる企業になることです!
というかむしろこっちの結論が先に出ると思うのですが、、、
待遇面、例えば年収や休日、残業、その他求職者は求めるものを企業として積立て、それをPRし採用をするという至極真っ当な方法です。
そしてこれを行うことで経験者の採用確率は上がりますし、仮に未経験や経験の浅い人だとしても、その後の定着率が大きく変わります。
手っ取り早く解決しようとせず、根本の原因を解決することを意識しましょう。
なぜ未経験者採用が流行っているのか?私なりの見解
これは人材業界が絡んできます。
人材業界はビジネスモデル上、採用ができればお金になります。
例えば人材紹介の場合、紹介した人材が入社すれば年収の30%程度をフィーとして人材会社が受けます。
ということは経験の有無でフィーの大きさは変わるとしても、人材が入社さえすれば売り上げが手に入るのです。
また媒体(採用広告)の場合も同じです。
広告で成果が出ればその次も継続になったり、もっと大きな金額を投資してくれる可能性が出ます。
なので人材会社は要件をなるべく低く低くしようと話を持ちかけてきます。
なので私の考えでは、人材業界の採用要件を低くさせようとする情報操作に踊らされている企業が未経験者採用を行なっている可能性が高いと思っています。
まあ一説として捉えてください。
ポテンシャルとか無理ゲーと思っている方はこんな方法あるよ!
そして最後ですが、採用無理ゲーの気持ちはよくわかります。
ただでさえ難しいのに、日本は一度採用したらなかなか解雇もできない。。。
企業側にとってはとても不利な条件だと思います。
しかしそんな問題を解決する方法があります。
それはフリーランスの活用です!
フリーランスの活用はアメリカでも注目されており、今後日本でも確実に大きくなってきます。
詳しくは下記ブログをご覧ください!
今回は以上となります。
それではまた明日!