大企業は詰んでいるという事実。
こんにちは!
今回は大企業が詰んでいるというテーマでお話しできればと思います。
大企業と聞くと安定を思い浮かべる方は多いと思います。
しかしはっきり言ってみなさんが思い浮かべる安定はもう大企業にはなくなっております。
今回はその理由をお話しします。
大企業は潰れない。けど個人では…
まず最初に言っておきます。
大企業は潰れません。というか可能性は低いです。
なぜなら多くの資本があるからです。
例えば東芝も子会社という資本を売却したりしてなんだかんだ倒産は免れています。
また知名度やリソースの多い大手企業であれば自身を売却して倒産を免れる可能性もあります。
なので企業が倒産するかどうかという視点であればとしては確かに安定している言えるでしょう。
しかし個人の目線では安定してとは言えません。
なぜなら会社はピンチに近づけば近づくほど容赦無くリストラをするからです。
結局一番大事なのは会社です。
日本はリストラはしづらいと言われておりますが、大手金融機関でもリストラは相次いでいます。
こちらの具体的なお話は下記ブログでも紹介しています。
ではなぜ大手企業がリストラが相次ぐのでしょうか。
次項からはそのお話です。
大企業はキャパオーバー
はっきり言って大企業はキャパオーバーです。
社員を雇いすぎです。
一時期は社員数が置ければ多いほど企業ブランドが高まり優良企業に位置付けられていました。
しかしその仕組みで生まれてしまったのが意思決定の弱さと窓際社員と呼ばれるような無能な社員の存在。
リクルート社が分社化したのも大きくなることでのキャパオーバーを防ぐために実施しているのです。
あれは素晴らしい選択だと思います。
そして今は効率化の時代。最小限のリソースで最大の利益を出すことが重要視されています。
そして気がつくでしょう。
社員を減らせば一番コストカットできてしまうと。
- 社員を減らす
- 社員を減らしてシステムやAIを導入する
- 外注する
現代は「採用」以外にも多くの手段があり、そっちの方がや安かったり仕事の成果だったりでメリットが多いことが多いです。
そしてみなさんに一番知って欲しいのが社員が行わなくと良い仕事(というか社員より別の何かに代替した方がメリットのある仕事)が大手企業には散乱している確率が高いことです。
なぜならその仕事と言う名の利権を失いたくない人間が多くいるからです。
大企業入社で個人のキャリアで起こり得る最大のデメリットとは…
この話をするとこう考える方は思います。
「別にベンチャーとかだって潰れやすいしリストラのリスク変わんないじゃん!」と。
確かにその通りです。
ベンチャー企業だってリストラはあるし、もっというと潰れる可能性だって高いです。
ではなぜ個人のキャリアで大企業は詰んでいるのか。
それは転職がしにくいということです。
大手企業では同じような仕事を行う期間がとても長いです。
なので長期的な見ると様々なスキルを学べるベンチャー系の企業よりキャリアの質が落ちる可能性が高いです。
加えて基本的にベンチャー起業ばベンチャー企業出身者を採用で求めることが多いですが(若手は除いて)、最近では大手企業もベンチャー出身者を能力的に求めることが増えています。
なので大手企業よりもベンチャー企業で働いていた方が転職は有利になります。
簡単に言うとベンチャー出身者は転職やもしくは起業という選択も取りやすいが、大企業出身者は特に年齢が高くなればなるほど次の雇用先が詰んでしまいやすいということです。
今回は以上となります。
それではまた明日!