今後の就活では「良い会社に入る」ことではなく「戦略的なキャリアをゲットする」ことが重要なわけ。
こんにちは!
今回は今後の就活において需要な「戦略的なキャリアをゲットする」ことが重要な理由をお伝えできればと思います。
就活においていまだに学生の皆さんは「良い企業に入ること」が目的になっていると思います。
しかし今後の就活ではそのような概念は減っていきますし、その考えだと人生を失敗してしまう可能性が高いと僕は考えております。
今回はそちらについてご説明できればと思います。
今までの就活の目的は?
今までの就活は確かに良い企業を探すことが目的でした。
その良い企業というのは
- 有名な大手企業
- 給料の良い企業
- 福利厚生の良い企業
- 安定している企業
要素は様々あると思いますが、「自分が一生を過ごすのに適した企業」を探していたと思います。
これはすべて終身雇用に価値があった時代だったからです。
以前は日本には世界で見ても時価総額の高いトップ企業が多くあり、その会社に入ることが人生の安定につながり、かつ成功だと信じられていました。
また会社としても増えたし仕事を消化するために必要なリソースは人材しかなく、正社員という形で優秀な人材を囲い込むようにしていました。
加えて個人では大企業に太刀打ちできなかったという点も大きいです。
ITが発達していない時代では個人で仕事をこなすというのは難しく、大量の人材でリソースマックスの大企業が圧倒的に有利でした。
そのような理由から個人としても会社としても終身雇用にメリットがあり、個人にとっては良い企業の終身雇用の権利を獲得すること(つまり就活で「良い会社に入ること」)が人生の目的になっていました。
まずは終身雇用の崩壊
皆さんはご存知でしょうか。
終身雇用はすでに崩壊しています。
なぜならあれだけ安定と言われていたメガバンクから大人数のリストラ発生したり、日本を代表する大手企業であるトヨタの社長が「終身雇用もう無理」と発言しているからです。
これはつまり就活であなたの考える良い会社に入社できたとしても、その会社で一生社員をできるわけではないということです。
その会社が潰れるかもしれないですしリストラになるかもしれない。
むしろ会社に入ってからの方が不安が出てきてしまうのが現代です。
ちなみになぜ終身雇用が不可能になったのかについては下記記事を参考にしてください。
個人の流れがきている
ご存知でしょうか。
アメリカではフリーランスの割合が過半数に届きつつあることを。
世界的に見ても企業に属す働き方から個人で働く働き方に変わってきているのです。
理由としてはまず個人。
会社に入らなくても特にIT技術が発展したことにより仕事ができる時代になりました。
そこで自分で出した成果を会社に搾取されることなく全部享受できるよう、トップのビジネスマンはこの働き方に移行しております。
また会社としても特に日本は正社員を採用してしまうと解雇が難しいため経営が傾いた時にリスクになってしまいます。
また事業内容をシフトチェンジしたくても現状のスタッフというリソースが残り、めんどくさいです。
しかしフリーの方を業務委託等で雇えば、そのようなタイミングでも契約を切ってしまえば柔軟に対応できてしまいます。
このように個人も会社もメリットがあり、フリーでの働き方は増えています。
なので今後サラリーマンという働き方は減りますし、もしかしたら少数派になる可能性もあります。
日本の企業もいつかは気がつきます。
正社員で雇うよりフリーをうまく使った方が楽で安価でリスクないと。
なので今後の就活は「個人」を意識した方が良い
以上のことより、今後働き方という面で時代は大きく変わります。
なので『信じられるのは個人の実力である』という考え方が主流になると考えています!
たとえ会社が倒産しても個人に力があれば別の会社で雇ってもらえる可能性が高まります。
またそもそも実力があれば会社で働かなくても個人で稼ぐことができます。
結局安定を求めるのであれば個人の実力を高めることが最短距離です。
なので就活も目先の内定先企業にこだわるのではなく、戦略的に自分のキャリアを考えて選ぶべきだと僕は思います。
例えば「この会社なら最悪潰れても個人で働ける力得られそう!」とか「転職成功者が多いこの会社で実力をつけて、どの会社でも雇ってもらえる人材になろう!」とか。
自分のために戦略的に就職先を選択することが特にファーストキャリアには重要になってきます!
ちなみにそのまま志望動機でそれを言うのはやめてくださいね!笑
踏み台にしている人材を採用するほどお人好しな企業は多くないので笑
今回は以上となります。
それではまた明日!