くら寿司の新卒の年収1000万円についての考察。意図は?効果は?応募はあり?
こんにちは!
今回は「くら寿司の新卒から年収1000万」についてお話ししたいと思います。
このニュースですね。
Twitterでもこんな感じです。
若者よ、ビックチャンスだ。
— Ishihara Tomoyuki セブ島で英語学校経営🇵🇭 (@Tomoyuki_TARGET) June 1, 2019
やはり英語力は大きな武器になる。
英語の勉強のコスパはこれからの社会ますます高くなる。https://t.co/APdojGUS3v
マッキンゼーよりもらえるね。
— PuANDA (@shoichirosm) June 1, 2019
「入社1年目から年収1000万円の幹部候補生を募集する。26歳以下でビジネスレベルの英語力を持つ人材を最大10人ほど採用する」
https://t.co/vojzVyyiZr
結構びっくりですね!1年目から1000万だったら大手外金、外コン、不動産なんかに比べても圧倒的に稼げるんじゃないですかね!
まあしかしこんな意見もあります。
くら寿司、今さらこの時期に1000万の価値出せる20卒の募集かけて集まるのかな。ホームページ見たら意味分かんなくて草生える。 pic.twitter.com/qSfKPSUt3n
— サイトー@20卒 (@fFRCx4wjJlcvkOi) June 1, 2019
確かに募集要項とか分かりづらいです。。
さらに一応既卒でも1年未満で26歳以下なら募集受け付けているそうですが、、
なので今回はこれについての個人的な考察を記載します。
どんな意図があるのか?
一番は「将来的にグローバル展開およびその経営面に関わる人材の確保」を目的にしております。
これは募集要項に記載のある
- TOIEC800以上(ビジネスでのコミュニケーションに支障のないレベル)
- 簿記3級以上
という面から一目両面です。
まあ単純に国内人口が減少していく中で売り上げ確保のためにグローバル展開は不可欠です。
現状くら寿司は
・アメリカに21店舗(今後ラスベガスに新しく22店舗目ができる予定)
・台湾に18店舗
の海外展開ですが、もっと拡大していく予定なのでしょうね。(今後は10店舗ほど1年づつ出店する計画のようです。)
ちなみに調べていたら「NARUTO」とコラボしてアメリカにアプローチしているですね。
なんでいきなり1000万も払うの??
結論『今のままでは採用ができないから』です。
基本的に飲食業会は就職活動で不人気(特に新卒)です。また優秀な人材はコンサル、金融、IT等の別業界に向かうことが多いです。
なので今のまま求人を出しても
- そもそも母集団が集まらない
- 集まっても別業界を志望するような「経営思考」のタイプが少ない
というかたちでターゲットを集められないでしょう。
なので年収1000万という『採用ブランディング』を行い、優秀層を集めることにしたのでしょう。
採用としてはどんな効果があるのか。メリットは?
・優秀な層の母集団確保に効果が出る可能性が高い
ゆっても年収1000万円ってでかいです。それも就労未経験の新卒ですよ?
日系企業で新卒1000万なんてほぼないと思いますし、外国でもデータサイエンティストとかトップエンジニアクラスで新卒でやっとだと思います。
なので現在内定を持っている学生もチャレンジをする可能性があるのではないかと考えております。
・早期離職が減少する
前のブログでも書いたのですが、会社としての基本的な制度(給与、休み、残業時間)を改善すれば離職率は減る可能性が高いです。
なぜならそれ以上の環境が他に少ないからです。
(前のブログはこれ)
転職をしても1000万以上の職に就くことは難しく、長期間優秀な戦力として在籍してもらう可能性があるのでその面でもメリットがあると考えております!
逆に問題点は?
現在の社内の人たちがどう思うかですね。。。
まあその点もしっかり考慮されているならいいのですが、今まで働いてきた人たちは年収350~450万くらいが平均年収っぽいです。
結論『他の社員への影響』が争点になると考えております。
応募することはありか?
僕は圧倒的にありだと思います!
・年収1000万なんてそうそうない!
・これだけの決断をしているわけだから、若くから裁量の高い仕事に就ける可能性が高い。
という部分から僕はお勧めします。
良い経験もできる可能性があり、年収1000万!
メリットでかいですね。僕が新卒なら間違いなく応募してます!
そんな感じで以上となります。
それではまた明日!