豪ドル金利(RBA)の利下げについて。チャート(値動き)はなぜ上がったの?? 2019年6月4日(火)
こんにちは!
今日はオーストラリア準備銀行(中央銀行)から豪ドルの金利(RBA)の利下げの発表がありましたね!!!
ほぼ確実みたいな話でしたが、やはり利下げしました。
1.5%から1.25%となり0.25%の利下げ。
今回は2016年8月に1.5%に下がってから約2年ぶり。
過去最低の金利になりました。
🇦🇺 中銀政策金利(6月)⭐️予想通りの利下げ
— にこそく(市況民) (@nicosokufx) June 4, 2019
結果 1.25%
予想 1.25%
前回 1.50%
高金利通貨だった…あのころ…
豪ドル円
初動⬆️ pic.twitter.com/MhRK5j6Gdw
豪ドルさらに真っ赤っかに😱
— くぅ (@kuukodesu) June 4, 2019
豪円、ユロ豪は利下げ発表する前に切られているという・・・
今日はツイてる、ツイてるぞおおおおおおおお
・・・と思ったら戻ってたのね🤣
枚数少ないから豪ドルも放置
その他の情報としては
- 貿易摩擦から生じるリスクは高まった。
- 19年と20年の成長率は2.75%。
- 失業率は上昇したが、労働市場は依然として堅調
というところです。
そしてFX。
僕自身は『利下げしたら落ちるだろ!』という安直な考えでショート(売り)ポジションのままこの発表を迎えました。
そして利下げの発表があり、『きたー!!』と思いきや、豪ドルは上昇をしました。。
同じ思いの方いらっしゃると思います。
今回はそちらの値動きについても解説できたらと思います。
どれくらいの値動きだった??
5分足で見ると13時発表で75.247円→75.489円と急上昇してます!!
2.42pipsの急上昇ですね!
その後の一時は約75.2円まで下がったものの現在は75.58円まで上昇しております。
(2019年6月4日21時37分現在)
びっくりです。
ではなぜ利下げなのに上昇しているのでしょうか。
なんで豪ドルは上がってんの??
結論からお伝えすると、
今回の争点は利下げではなく、続く利下げについての言及
だったからです。
そもそも利下げは織り込み済でした。(だいたいのトレーダーがそうなるだろうと事前に認識していたとのことです。)
なので発表前の数日で豪ドルは75.3円の壁を破り一時は75.0円まで下がりました。
そうです。
市場は利下げの準備を事前にしていたのです!
しかし不安視していたのは続く利下げの話題が出るかどうか。
それが今回話されなかったため予測していた不測の事態(続けての利下げ)は避けられた
よってトレーダーの買戻しが発生し、急上昇が起きました。
そして現在もまだ上昇中。
これはなかなか突き抜けない豪ドルは今回の発表では大きくずれず、しばらくは75.0円を切らないだろうとの考えの基利確が発生し上がっている状態と推測されます。
今後の動きの予測。
基本的には下降トレンド継続になると考えております。
後は今回の発表でもあった貿易摩擦(中国等)の影響が出てくる可能性もあります。
この辺りは注意が必要です。
ただ金利下げによるインフレ化や労働環境改善が進めばどこかのタイミングで上昇トレンドになる予測も出ております。
まあ実際どうなるかわからないのが為替なのでしっかり見守っていくつもりです。
以上となります。
今回の事で僕は改めて『トレーダーが何を考えているか』という集団心理の重要性の理解が深まりました。
今後もこのような情報のアウトプットができればと思います!
それではまた明日!!